現役生が大学受験の共テ・2次試験・併願校の過去問を解く流れ紹介

こんな疑問に答えます。

この記事では、「それぞれの大学の過去問の解く流れ」を紹介します。

秋晴シュウ

この記事を読めば、それぞれの過去問を使うタイミングが分かります。

最後までお読みいただくと、現役生が過去問を解く上で知っておきたいことも知ることができます。

ぜひ最後まで読んでみて、自分の状況に合わせて過去問を利用してみてください。

ではさっそく見ていきましょう。

現役生の共通テストを解く流れ

まずは、現役生の共通テストを解く流れについて解説します。

それぞれ説明していきますね。

分析：3年分の過去問を先に見ておく

共通テストの過去問を3年ほど、受験勉強開始時点で見ておきましょう。

特に共通テストだけの科目だと、マーク式用の勉強を意識してすれば、負担は少なくなります。

勉強する前にどのような出題形式なのか、知っておくことで今後の勉強方針が立てやすくなります。

最短コースで得点を上がるような勉強方法で、負担を減らしてメイン科目に注力しましょう。

秋晴シュウ

この時点では問題ができなくても、特に問題はありません。

練習：大問別で、苦手範囲を練習する

共通テストでは、問題の出題形式はほとんど変わることがないので、大問別で練習するがおすすめです。

同じ問題形式を解くまくることで、見たことがあるパターンやなと気づく可能性が上がります。

またずっと同じ形式の問題を繰り返し解くことで、苦手意識も少し消えることもあります。

秋晴シュウ

時間がない現役生だからこそ、大問別をおすすめします。

実践：昨年の過去問と予想問題集で実践

大問別だけでしか演習をしていないと、全部で解いたときに時間が足りなくなる可能性があります。

そのため、全範囲を時間を測って演習することが必要になります。

個人的には、共通テストは過去問よりも予想問題集で演習をすることがおすすめです。

過去問は基本的に分析用で、予想問題集を演習用にすると、役割がわかりやすくなります。

秋晴シュウ

過去問と予想問題集の違いを解説しているもので、確認しておきましょう。

現役生の第一志望の過去問を解く流れ

次に、現役生の第一志望の過去問を解く流れについて解説します。

それぞれ説明していきますね。

分析：3年分の過去問を先に見ておく

過去問を実際に全部見ることで、どのような問題が出題されているか分かります。

英語の過去問を例にとって挙げてみると、こんな感じです。

こんな感じだと、長文の練習をメインにしつつ、英作文の対策もしないといけません。

上記のように、過去問1つで何を勉強すればいいか読み取ることができます。

そのために、受験勉強を始める前に3年分ほど、傾向を掴むために確認しておくことが必須です。

秋晴シュウ

普段から意識しておくだけで、同じ勉強をしていても有利になるので、おすすめです。

練習：大問別の問題集で伸ばすべき

基礎固めの勉強をしていると、得意な範囲と苦手な範囲が出てくると思います。

もちろん、苦手な分野を放置していても伸びることはありません。

共通テスト科目と同様に優先順位を決めて、大問別ごとの点数を上げることを注力しましょう。

苦手範囲が分かっているならば、その範囲専門の参考書を買って、対策することをおすすめします。

秋晴シュウ

どの範囲から来ても解けるようにするためには、全体像を抑える方が効果的です。

実践：使える分の過去問を演習して慣れる

実際に全体を通して演習することで、現状の課題が見えてきます。

ですが、過去問で満点を目指す必要は全くありません。

基本的にその大学の合格最低点を超える点数であれば、合格することはできます。

制限時間があるからこそ、得点するべきところから確実に取っていくことが大切です。

秋晴シュウ

過去問の解き方をまとめて解説しているので、参考にしてみてください。

現役生の併願校の過去問を解く流れ

次に、現役生の併願校の過去問を解く流れについて解説します。

それぞれ説明していきますね。

分析：先に2年分の過去問を見ておく

併願校の過去問も受験勉強を本格的に始まる前に2年分をみておきましょう。

もちろん理由は、併願校の問題形式・傾向を掴むためです。

併願校がまだ決まっていない人は、過去問の形式から候補を持っておくこともおすすめします。

併願校は、第一志望が落ちてしまったときにカバーするために受けるものです。

受験前に併願校を決めてしまうと、勢いで進んでしまう可能性もあります。

受験直前期はやることが多く、ネガティブになり、物事を客観的に見ることができないかもしれません。

秋晴シュウ

そのため、心にゆとりもある受験初期の段階で併願校を決めておくのが無難です。

練習：第一志望の練習がメイン

基本的に、第一志望の練習をメインで行うことをおすすめします。

第一志望の勉強していると、併願校の勉強になっていることも多いです。

わざわざ併願校を意識して勉強する必要はなく、第一志望の勉強を軸に進んでいきましょう。

第一志望の問題の癖が強い大学ならば、基礎を固めるために併願校を意識してもOKです。

現役生は時間がないからこそ、浪人生よりも第一志望をメインで勉強していきましょう。

秋晴シュウ

過去問の復習の仕方を解説しているので、参考にしてみてください。。

実践：過去問2年分を手を動かして解く

併願校の過去問も2年分ほどは、受験前に解いておきましょう。

1回目は時間配分と得点配分を知るためで、2回目には実際に実行できるかの確認です。

第一志望であれ、併願校であれ、問題を解くだけではなく、しっかりと課題を出すことが大切です。

秋晴シュウ

受験直前期にはしっかりと課題を出し、復習していく時間を多くとっていきましょう。

現役生が過去問を解く上で知っておきたいこと

最後に、現役生が過去問を解く上で知っておきたいことをみていきましょう。

1つずつ解説していきますね。

注意点①：学校あるときの勉強時間は4時間確保でOK

学校あるときは、夕方からしか勉強時間を確保できないことがほとんどです。

そのため、過去問を多く解こうとすると時間が足りなくなってしまいます。

演習することは大切ですが、科目が多くなると、全科目に手が回らないことが起こりかねません。

秋晴シュウ

自分にできることをしっかりと勉強することが、合格の近道です。

注意点②：過去問は1教科60分以上かかるもの

大学受験の試験問題は、基本的に1科目で60分以上かかります。

つまり、3科目の過去問を解くなら、最低でも3時間用意しないといけない計算になります。

1日2科目過去問を解くとなると、平日の勉強はこれで終わってしまうことを知っておきましょう。

個人的には、過去問を解くことも大切ですが、試験で実際に使いこなせることを大事にしてほしいです。

似たような問題にあったときに、あの問題の類題と気付ければ得点できる可能性が上がります。

問題を解きまくって初見の問題に慣れることも大切ですが、それ以上に同じミスをしないようにしましょう。

秋晴シュウ

過去問を解きまくっても成績が伸びない理由を解説しているので、参考にしてみてください。

注意点③：過去問演習は実力試しに使おう

過去問演習は、基本的に自分の実力試しに利用しましょう。

周りが過去問を解いているからという理由で、演習に移行することは絶対にNGです。

上記の例を当てはめるならば、課題分析のために過去問解くことになります。

もちろん課題分析ができたら、参考書などを利用して改善していきましょう。

一度参考書に戻り、課題を解決してから演習していく癖をつけましょう。

秋晴シュウ

結果として、そっちの方が成績は伸びていくと思います。

まとめ：限られた時間を計画的に利用しよう！

「現役生のための過去問の流れ」を解説しました。

現役生は浪人生に比べて使える時間が限られています。

もちろん時間が足りないならば、日々の生活から無駄を省いて時間を作ることは大切です。

目標を見失わずに、勉強をしっかりとする習慣を作っていきましょう

秋晴シュウ

最後に結果を出すための勉強を継続していきましょう。