朝勉強する際にどの科目のどの分野をすればいいですか?朝から勉強の効果を出すために心がけることも教えてください。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「大学受験生が朝に勉強する内容」を紹介します。
現在勉強しているけど、気分転換して勉強したい人にも読んでほしい記事となっています。
最後までお読みいただくと、朝から勉強するときに効果を出すためにしたいことも知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
大学受験生が朝に勉強する内容
まずは、大学受験生が朝に勉強する内容を紹介します。
- 数学・理科の演習
- 英語・現代文の長文演習
- 新しい単元の勉強
それぞれ説明していきますね。
内容①:数学・理科の演習
朝は、理系科目の演習をするのがおすすめです。
頭に定着しているであろう知識を利用して、演習問題を解いていくことになります。
実際に僕も早起きしていたときは、数学の演習問題をメインに行っていました。
実際に夕方に演習するよりも、頭がスッキリとしており、1問1問に集中してこなせた印象があります。
頭がスッキリしているため、分からない部分を確認して次にとスムーズに進んでいきやすいです。
数学だと、一問に時間を使い過ぎてイライラしてしまうこともあるので、朝に勉強して良かったと思います。
内容②:英語・現代文の長文演習
私立文系志望の学生だと、理数関係の科目がないこともあります。
私立文系で必要な科目
- 英語
- 現代文・古文 ※漢文がある人もいる
- 数学・社会科目を1つ選択
そういう人は、英語や現代文などの長文演習を行うようにしましょう。
ただし、志望する大学によって問題傾向が違うので注意が必要です。
言うまでもないですが、自分の志望校で出題されている内容に即した勉強を心かげていきましょう。
もちろん、併願校まで意識した勉強をしているとよりOKです。
受験直前期はやることもたくさんあり、メンタル的にも下がってしまうことがあります。
第一志望に受かるために、併願校の負担は減らしたいものですよね。
-
過去問を時期別でやっておきたいことのロードマップ
内容③:新しい単元の勉強
ここまで演習問題を中心に朝に勉強することをおすすめしてきました。
時期やレベルによっては、まだ演習問題をせずに基本事項の暗記を優先する人もいます。
基礎がまだ付いていないと自覚があるなら、朝や夜など気にせずに、基本事項を覚えていくようにしましょう。
基礎がなければ、演習問題を解いても、ただ時間が過ぎていくだけになる可能性があります。
目安としては、夏休み前後に全範囲を触れるペースで頑張っていきたいです。
全科目は難しいかもしれませんが、最大限全範囲を触っておくことは大事なことです。
学校のペースが遅いと思ったら、自分で少しずつ進めていきましょう。
特に理科・社会のペースには細心の注意が必要です。
朝から勉強するのがおすすめな人
次に、朝から勉強するのがおすすめな人を紹介します。
- 部活動をしている受験生
- 無意識に夜更かしをしてしまう人
- 集中して短時間で勉強したい人
順番に解説していきます。
おすすめ①:部活動をしている受験生
部活動をしていると、夕方に部活があることがほとんどでしょう。
時間 | 内容 |
7時 | 起床→ご飯 |
7時半〜8時半 | 通学(単語テスト勉強) |
8時半〜15時半 | 学校 |
16時〜19時半 | 部活 |
19時半〜20時 | 通学+ご飯 |
20時〜22時 | 塾で勉強 |
22時〜22時半 | 通学(英単語など) |
22時半〜24時 | ご飯・風呂・ダラダラ |
24時 | 就寝 |
つまり、部活が終わった後の19時以降に勉強することが基本となります。
ただし、部活の終わった後って大抵疲れていることがほとんどではないでしょうか。
部活をしていることもあり、他の受験生よりも時間は限られています。
夜遅くに勉強してもスマホに逃げてしまったり、寝落ちをしてしまったりと、勉強が捗らない人も多いはずです。
それならば、いつもより早く寝て、早く起きて勉強するのがおすすめです。
-
大学受験勉強と学校・部活の両立は可能なのかについて紹介!
おすすめ②:無意識に夜更かしをしてしまう人
受験生に限らず、2時や3時まで夜更かしをしてしまう人いませんか。
そういう夜更かししてしまう人にも、早く起きて勉強することはおすすめです。
色々と夜更かししてしまう理由はあると思います。
簡単に理由をまとめると、今日という日に満足していないというのが挙げられるのでしょう。
やることが終わり、満足感があれば、何も気にせずにささっと寝ることができます。
実際に僕も、なんか今日は満たされていないなというときに、夜更かししてしまいがちです。
その上、夜更かしは次の日に悪い影響を与えてしまうので、受験生に限らず極力やめておきましょう。
昼寝に限らず、起きているときの勉強の質もかなり低下してしまいます。
おすすめ③:集中して短時間で勉強したい人
受験生の中には、勉強時間主義の人もいれば、効率主義の人もいます。
僕も出来る限り、短時間でささっと勉強を済ましたいと思います。
ただ、受験勉強のゴールはどこなのかを設定することは難しいことです。
それでも、やはり短時間で効率よく勉強したい人は多数いるはずです。
ならば、頭の調子がよい時間に集中して勉強することが良いでしょう。
頭の調子がよいタイミング
- 起きてからすぐのタイミング
- コーヒーを飲んで少し経ったあと
- 昼寝を15分ほどしたあと
- スマホを触っていないとき
- 模試で勉強の成果が出たとき
調子がよいタイミングを意図的に作り出して、その時間に集中することがベストです。
朝に勉強する際に効果を出すためにすること
最後に、朝に勉強する際に効果を出すためにすることを紹介します。
- 朝から暗記はNG
- 毎日同じ時間帯に起きる
- 朝ごはんを食べる前にする
順番に解説していきます。
その①:朝から暗記はNG
せっかく早く起きたならば、出来る限り演習問題に取り掛かりたいです。
もちろん、まだ基礎の部分を勉強している人も新しい分野を中心に進みましょう。
暗記科目は毎日確認するべきですが、基本的に夜をメインに行いましょう。
朝に暗記しようとしても、1日の色々な出来事があり、朝に勉強したことはあまり印象に残りません。
反対に寝る前に暗記をすると、寝ている間に脳が情報を整理してくれて、知識が定着しやすいです。
最初の段階は、定着や効率などとか言わず、朝も夜もとりあえず覚えることを覚えていくことが大切です。
演習に入るようになってきたら、以下のことを意識して少しずつ効率を求めていきましょう。
全体像を知らないのに、最初から効率ばかりを求めるのは難しいのかなと思います。
その②:毎日同じ時間帯に起きる
誰がなんと言おうと、受験勉強にルーティンは大切です。
ルーティンがあることで、好きではない受験勉強も無意識で行うことが可能かもしれません。
勉強しようと考えて勉強を開始しても、気持ちが重いだけで、なかなかエンジンがかかりません。
朝○時に起きるというに決めて、それを固定化してしまうことはおすすめです。
僕の場合、朝5時というふうに決めて、前日は22時頃に寝ていました。
もちろん、前日に次の日に何をするか決めておくことが重要です。
その③:朝ごはんを食べる前にする
朝早くに起きて勉強するならば、朝ごはんまでの時間を活用して勉強しましょう。
ご飯を食べるまでの時間制限を設けることで、集中力も高まり、効率を意識して勉強することが可能です。
お腹が少し減っているときの方が集中できるタイミングもあるので、一度試してみてください。
-
浪人生の頃の服装と食事のこだわりについて徹底解説してみた!
まとめ:自分の生活リズムに合う時間を見つける
「受験生が朝に勉強する内容」を紹介しました。
朝早く起きることが苦手な人もいるので、自分に合う生活リズムで過ごすことを心がけましょう。
ただ、受験本番は朝からあるので、1ヶ月前からは朝型に切り替えていきましょう。
朝から頭が動く状態を作れば特に問題はないので、かなり早起きをする必要はありません。
もちろん朝型の人は、早い時間に起きて勉強するのが絶対に良いです。