文転をしようと思っています。文転するにあたっての流れが知りたいです。
こんな疑問に答えます。
今回紹介するロードマップを実践すると、スムーズに文転を行えます。
当時は文転のデメリットは分かったのですが、流れが分からずにいました。
そのため、この記事では、「文転する前・後の流れ」を紹介します。
記事の途中では、文転のよくある質問をまとめています。
最後までお読みいただき、悩むことなく文転を成功させましょう。
文転したいと思ったときに気を付けること
文転をしたいと思ったときの注意点を紹介します。
- メリット•デメリット把握
- 文転の時期の期限を知る
- なりたい理想像を明確に
- 必要な受験科目の確認
- 今の勉強時間を見直す
- 親に話すときの注意点
1つずつ解説していきます。
文転前の流れ・注意点①:メリット•デメリット把握
文転を考えているならば、メリットとデメリットは知っておきたいです。
実際に行動してから、違ったとならないように、先に意識しましょう。
独学で勉強しないといけない科目が増えることもあります。
また、学費・就活という面からのメリット・デメリットもあります。
高校生の時点だけでなく、大学生以降に及ぼす影響も存在します。
文転のデメリット例
- 学校での無駄な勉強増加
- 独学が必要なこともある
- 国語が苦手なら大変
- 受験のライバルが増加
- 理系には戻れない
- 就職時に苦労するかも
個人的には、文転はメリットの方が大きく感じています。
ただ、懸念点を抑えておくことも大事なことになります。
文転前の流れ・注意点②:文転の時期の期限を知る
受験には、入試日というゴールの時間が限られています。
入試直前に進路を変えると、不合格になりかねません。
最低でも半年以上前に、進路を変えるか決めておくことが無難です。
僕は、現役生の9月に進路を変えて、一度失敗をしています。
あと1問の差で、第一志望の大学・学部に落ちました。
どの大学を受けるにしても、この時期を目安に考えてみましょう。
もちろん、この時期よりも早めに変えることはOKです。
文転前の流れ・注意点③:なりたい理想像を明確に
文転をしようとする学生には、何かしらの理由があります。
その理由が、人生において、本当に良いものなのでしょうか。
文転するには、悪い理由というのはありません。
ただ、文転後に挫折しやすい理由というものが存在します。
後者の理由だと、理系から逃げているだけにしかなりません。
そして、文転後も勉強から逃げてしまう結果になることもあります。
文転前の流れ・注意点④:必要な受験科目の確認
志望校によって受験科目は変わってきます。
国公立文系で必要な科目
- 英語
- 国語
- 数学1A2B
- 社会2つ
- 理科基礎2科目
私立文系で必要な科目
- 英語
- 国語
- 数学・社会科目を選択
理系の頃と文転後で、科目が変化するものもあります。
自分の志望校に必要な科目を、しっかりと認識しておきましょう。
第一志望だけでなく、併願校も事前に見ておくことが大事です。
科目が違うだけで、受験ができないことだけは避けたいです。
文転を決めたときに、一緒に確認しておくことをおすすめします。
関連・併願校の大学の決め方
文転前の流れ・注意点⑤:今の勉強時間を見直す
受験に必要な科目が変われば、勉強時間も変える必要があります。
独学の科目があるならば、その科目に時間を割かなければいけません。
上記を参考に、独学科目のペースを立ててみてください。
計画を立てれば、後はその計画を実行するために、思考するのみです。
文転前の流れ・注意点⑥:親に話すときの注意点
文転を決断するならば、親・教師に話さないといけません。
そこで挫折してしまう人も、一定数いるかもしれません。
ですが、手順を踏んでいけば、成功する確率は高まります。
親は受験のスポンサーなので、進路を変えることを伝えましょう。
何も伝えずに、時間だけが過ぎていくことは避けたいです。
実際に文転してから気を付けること
実際に文転をしてから注意することが3つあります。
- 定期テストなど変化する
- 無駄な勉強をしない
- 文転失敗させない生活
順番に解説していきます。
文転後の注意点①:定期テストなど変化する
文転をすると、受験に必要な科目が変化します。
そのため、定期テストを本気でする必要性がなくなります。
変化することで、色々と面倒臭いことが起きるのが現実です。
変化から得られるものもあると、個人的に思っています。
本気で文転したいならば、多少の我慢も必須です。
関連・文転後の悩みと解決策
文転後の注意点②:無駄な勉強をしない
文転することは、周りの受験生よりも遅れをとる行為です。
事実、今まで勉強してこなかった科目が入ることもあります。
そのため、無駄な勉強を極力しないようにすることを心がけましょう。
勉強も大切ですが、目的があるならば、結果を出すことも大切です。
今は何をするべきかしっかりと見極めましょう。
進路を遠回りしてる分、勉強には少し敏感でいましょう。
常に今の勉強を目的を把握するくらいがちょうど良いです。
文転後の注意点③:文転失敗させない生活
文転に関わらず、受験で失敗したくないと思ってる方がほとんどです。
そのため、失敗する人の特徴を知ることが肝心になってきます。
反対に、成功した人から話を聞くことも参考になると思います。
僕が高校生のときに、周りに文転している人がいませんでした。
周りに聞くことができなく、ネットで情報収集を行なっていました。
文転する際のよくある質問
文転のよくある質問①:文転は逃げなのか?
答え:周りからは逃げと言われるが、本人が後悔しないならば逃げではない。
文転のよくある質問②:英数国が苦手で困ってます。
答え:配点が低い大学を受けるか、受験に必要ない大学を受けるか、本気で時間をかけてやるかの3パターンです。他の科目との兼ね合いも考えるのが大事です。
文転のよくある質問③:大学からの編入が良い?
答え:今すでに文系に行きたいならば、文転をおすすめします。編入しても4年で大学卒業できなく、浪人と同じ感じになることも多いです。
文転のよくある質問④:文転後におすすめの国公立は?
答え:特にありません。自分のこだわりで決めるのが1番と思っています。
文転のよくある質問⑤:文転後は経済学部が良い?
答え:そんなことはありません。他にも面白い文系学部があります。ただ、やりたいことが明確でないならば、経済学部が良いかもしれません。
参考記事:文転後のおすすめ学部は経済学部って本当?
文転のよくある質問⑥:文転で現役合格したい
答え:私立大学の方が入りやすいのは間違いないです。ただ、レベルにこだわらないならば、国公立大学も可能です。
まとめ:理系から文転へのロードマップ
「理系から文系へのロードマップ」を解説しました。
やることは多いですが、実際にこなしていくしかありません。
学生にとって、文転は大きな決断になります。
心配事もたくさんありますが、何に悩んでいるか明確にしましょう。
悩みが明確になるだけでも、安心することができます。
悩みが消えていったならば、あとは行動するのみです。
決めた決断のことでは、悩まないようにしましょう。